
ラルコマール(ミラフローレスのショッピングセンター)


リマ市街地


リマ市街地


リマ市街地


インディアンマーケット(ミラフローレス)


インディアンマーケット(ミラフローレス)


ナスカ


ナスカ


ナスカ


リマ、ダウンタウン(大聖堂、広場)


リマ、ダウンタウン(大聖堂、広場)


ペルー国立考古学・人類学・歴史学博物館


ペルー国立考古学・人類学・歴史学博物館


ペルー国立考古学・人類学・歴史学博物館 |
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| ミラフローレス、ナスカ、他 > ペルー |
投稿日:2007/8/30 |
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五月の下旬に南米に入って三週間。寒さが深まるチリを一昨日の夜に出発し、ちょっと暖かいここリマにやって来ました。空港からタクシーで市街地に向かいます。ペルーはアルゼンチンやチリと違うなあって感じでした。インディオっぽい人が多いんですね。純粋な白人の姿をあまり見かけません。
僕は海岸沿いのミラフローレスというところに泊まることにしました。空港の観光ガイドに宿泊場所の手配も頼んだので、連れてこられるままにリマの中心街から離れたこの街に来たわけですが。海に面した高級住宅街って感じです。ホテルは1泊20ドルのシングル。中心街ならもっと安い宿はあるはずですが、タクシーの運転手曰く、中心街よりもこっちの方が安全だそうです。
僕はホテルから歩いてすぐの海沿いに建つ「ラルコマール」というショッピングセンターに行ってみました。アメリカ人が多いですね。夏休みに入って、観光に来ているようです。中の店舗は新しく、広いデッキからは海が見渡せます。インカのギフトショップなんかがあるのは面白いですね。小さなブースになったインフォメーションセンターがあるので、観光情報を入手しましょう。ここで働くリナさんは、英語が流暢なきれいな女性です。いろんな情報を探してくれました。僕はナスカに行くことにしました。彼女が紹介してくれた旅行代理店に、明日にでも行ってみようと思います。
その前に、リマの中心街まで行ってみましょう。適当にバスをつかまえて乗り込みます。バスは結構どこででも停まってくれますね。でも本当にぼろぼろで、排気ガスもすごいです。中心街に入って適当なところでバスを降ります。騒がしい街ですね。大通りでは車の過激な渋滞は息ができないほどの排気ガスを辺りに充満させ、クラクションの大合唱が鼓膜を突き破りそうなほどです。その車と車の間を縫って、絶叫する小汚い若者たちが走り回っています。
一体何をそんなに走ってるのか…と視線を前方に向けると、警察の騎馬隊が警棒を振りかざして、群がる市民を蹴散らしてるではないですか。サッカースタジアムがあり、どうやらエキサイトして暴れていたサポーターを取り締まってるようです。辺りは騒然とし、興奮したゴリラのような若者たちが、口々に何かを叫び、逃げ回っています。この人たちは、本当に人間なのか…と思うほどの光景でした。
おんぼろの馬鹿でかいショッピングセンターがありました。入ってみると、露店団地みたいなところで、お世辞にも「ショッピング」なんて雰囲気ではありませんね。でもそこは庶民的なのんびりとした感じがして、リマの人々の日常を垣間見ることができます。リマには、大きな広場が結構ありますね。政府機関の建物もヨーロッパ調の古いもので、歴史を感じさせます。
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次の日に、リナさんに教えてもらった旅行代理店に行ってみました。ミラフローレスの繁華街にある「サイトウ・トラベル」というところです。名前のとおり、そこではサイトウさんという女性が受け付けてくれました。彼女の母親が日本人らしく、彼女自身日本で2年ほど働いていたことがあるとのことです。
だから日本語も少し分かるんです。僕のリクエストを聞いて、彼女はきびきびと動いてくれます。ものの20分ほどで、ナスカ行きのバスとホテル付地上絵ツアーを最安値で組んでくれました。手際がいいですね。とても信頼できそうな人だったので、ここで次の目的地メキシコシティへの航空券も、あとでお願いすることにします。
さて、ミラフローレスの街を散策してみましょう。小さな街ですね。中心地のロータリーに広場やレストランやショッピングセンターが集まっています。結構大きな教会もありますね。でも僕が一番興味をおぼえたのは、ロータリーから少し離れた場所にある「インディアンマーケット」でした。インカの土産物屋が建ち並ぶ場所で、面白いかたちの民芸品や色鮮やかな絵画が辺りを埋め尽くし、今は亡きインカ文明の空気をわずかながら感じられます。ラテン文化とは元々はヨーロッパのスペインからのものですが、南米にかつて存在した先住民インデォの文化も、ここにはまだ残っているんですね。
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さて、いよいよナスカに行く日がやってきました。朝9時40分にバスターミナルから出発しました。途中の小さな町で昼食休憩をとり、ナスカに着いたのは夕方の4時半頃でした。リマから遠く離れた砂漠地帯です。こんな僻地まで来ると、ヒスパニック圏ではなく、「インカの国」って感じがしますね。レンガ造りの家並みは、開発が遅れているというより、文明を拒否しているかのような感じで、時代が全く違うような町でした。人々は皆、浅黒いインディオで、露店や市場なんかに行くと、気さくに声をかけてきます。
何て言ってるのか、わからないですけど。しかし、どこか頑と腰の据わったような表情をしてる人が多いですね。インカの血を受け継いでいるといったインディオの誇りが、表情に滲み出ているかのようです。
次の日に「ナスカの地上絵」を見に行きました。近くの飛行場からセスナに乗って行きます。が、今日は風が強くて午前中には飛べないとのことです。仕方ないので午後まで待つことになりました。ようやくお昼過ぎに飛行可能になり、いよいよ出発です。いや〜。すごかったです。何がそんなにすごかったかと言うと、乗ったセスナがです。実は小型機に乗ったのは初めてで、しかも格安ツアーだったためか、四人乗りの超小型セスナでした。かなり高い所を飛ぶんですね。いきなり急旋回して「地上絵」が側面の窓から見下せる体勢に入ったときは、かなり驚きましたね。体は横向きですから。
落ちたらどうするんだ!って叫びたかったけど、怖くて声がでませんでした。落ちるわけはないんですが…。でも、落ち着いて「地上絵」を見てみると、やはり何とも言えない感動をおぼえました。紀元前に、どうやってあの巨大な一筆書きをやったのか…。古代人への畏怖の念を感じましたね。
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ナスカからリマに戻ってから数日、しばらくはのんびりと過ごしました。ミラフローレスの同じホテルに泊まり、昼間はリマの街を散策しました。前回行ったスタジアム辺りのおんぼろショッピングセンターとは別に、もっと中心にあるダウンタウンの繁華街はモダンな店も多く、通りも歩行者専用になっているので、人は多いですが車のガスで息を詰まらせることはありません。
中心地にはPlaza MayoとPlaza San Martinという2つの大きな広場があり、人々がくつろぐ憩いの場所になっています。大聖堂も多く、インディオの文化が色濃く残ってはいても、ここはカトリックの国なんだなあとあらためて実感しました。ただ、僕はペルーに来てから、インディオの文化に非常に興味をおぼえているんです。大昔から自然崇拝をしてきた彼らの生活様式が、古代日本人のそれと似ているからだと思います。
「ペルー国立考古学・人類学・歴史学博物館」では、原始時代からインカ時代までのあらゆる遺跡物や発掘物を見ることができます。人や動物を模した人形の顔は無表情ですが、どこかひょうきんな感じで、一種独特の雰囲気があります。何か惹きこまれるものを感じますね。
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さて、6月も下旬に入り、航空券もだんだん値段が上がってきます。そろそろ次の目的地メキシコへ飛んだ方がよさそうです。今度ペルーに来るときは、もう少し長い期間滞在したいと思います。そう思えるほど、魅力ある国でしたね。僕はサイトウトラベルのサイトウさんにメキシコシティ行の最安値のチケットをブッキングしてもらい、10日間滞在したペルーを後にしました。 |
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