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首都がパリに選定される以前は、王家カペーの居住地だったロワール。軍事拠点としても重要であったこの地には1150年に早くも城壁が巡らされ、ルイ13世の時代に現在の建物が造られた。地下に現存する大トーチカは当時のものである。このシャトードゥマルセは、百年戦争の際にジャンヌダルがシャルル7世に謁見した城として有名であり、また激動のフランス革命においても、ファサードの百合の紋章(王家のシンボル)を破棄されたのみで、その美しい姿を維持するにいたる。民間に払い下げられた後、1968年、現オーナーの手に。3年間の修復を経て、1971年4月にホテルとしてオープンした。
全30室の客室は、客室はシャトー内と隣接する二つの建物に配されている。内装は全室異なり、美しく組み合わされた天井の梁や、壮麗かつ繊細な装飾が王朝時代の面影を伝えている。シャトー内にはシャワーのみの部屋が幾つかあるが、あとは全てエンスイート。近代的でスマートな設備を有しながら、あくまでも優雅さを失わないバスルームは、第二の居住空間としての快適さに満ちている。 |
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レストランの食材は地元のものを中心にした、フレッシュでスタイリッシュなフレンチキュイジーヌ。夏期は中庭にテーブルが並べられ、さわやかな空気の中でディシュネが供される。ディナー前のアペリティフをここで味わうこともできる。予約の際にバトラーに尋ねられたら、ぜひ「中庭で」とリクエストしたい。ホテル内でパティシエが毎朝焼き上げる香しいパン、メニューを彩るハーブや野菜のみずみずしく美しい色合い、そして幻の地鶏ジェリーヌの料理は、このレストランを代表するスペシャリテだ。ワインは城の目の前に広がるブドウ畑をヴィニュロン(ブドウ栽培およびワイン生産農家)に委託し、オリジナルのハウスワインを用意。ワイン選びに迷ったら、トーチカを改装した場内の大カーヴで熟成されている実物を見ながら、ソムリエと相談するのもいいだろう。
館内には屋外温水プールやテニスコートといった施設があるが、広いフランス式庭園の散策は四季を通じて鮮烈な印象を残すはず。またマウンテンバイクやホースライディングで、ヴィニヤードを駈け抜けるのも素晴らしい。周辺ではゴルフ場、狩猟場をはじめ、釣りやヨットセーリング等の河川でのマリンスポーツが楽しめる。また周辺にはシュヴェルニー、シュノンソー、ショーモン・シュル・ロワール、アゼー・ル・リドー、シャンボールなどの古城も多数ある。 |
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| アクセス: |
パリのモンパルナス駅からトゥールズまでTGV、またはオーステルリッツ駅からコライユ(在来線)を利用する。
ここからTERに乗り換えてシノン駅下車。シノン駅からは約6km。 |
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