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NZ南島紀行 〜マウントクックへ 2006/10/23-11/30 ym


クライストチャーチの大聖堂


テカポ「善き羊飼いの教会」内部


テカポ「善き羊飼いの教会」外観


マウントクック


Red Tarnsから下を見下ろす


Hooker Valley Trackの木組みの道


アルパイン・メモリアル


Hooker Valley Track第一のつり橋


マウントクック・リリー
マウントクック > ニュージーランド 投稿日:2007/8/23
10/23、1年間の予定で日本を離れ、ニュージーランドへ旅立つ。一番最初に私を迎えてくれたのはクライストチャーチ。南島最大の街だ。10月に決めた理由は日本が寒くなる時期であり、NZは春に向かう季節だからである。小春日和を期待して降り立ったクライストチャーチは・・・激寒!!これなら日本の冬の方がましだと思えるくらいの寒さだった。

2日後、いよいよバスでマウントクックへ。この旅の最大の目的、それは世界遺産であるアオラキ/マウントクック国立公園でボランティアをすることであった。1人旅には慣れているものの、現地の人たちに混じってうまく作業ができるだろうか、と不安と期待を胸に抱きながら長距離バスに揺られてマウントクックへ一歩一歩近づいていく。途中、バス休憩を兼ねて風光明媚なテカポで止まる。バスを降りると真っ青な青空が目に眩しい。ここには「善き羊飼いの教会」という名の質素な教会があり、結婚式を挙げる人もいるのだという。

私が持っていたガイドブックの中にこの教会の中から撮ったものがあったなと思い中に入ってみると、奥の方に十字架と大きな窓枠が見える。窓からは遠くにサザンアルプスが見え、まるで絵か何かのようだ。テカポ一番の写真スポット。バス休憩を終え再びマウントクックへ向け走り出す。緊張から少しお腹が痛くなるが、道のりは意外と短く、とうとうマウントクックへ到着。バスを降りると真っ青な空と雪を抱いたNZ最高峰のマウントクックが私を迎えてくれた。

あとで思い知ることになるのだが、ここマウントクック国立公園では快晴というのは非常に稀。雲がかかっているか雨が降っているかがほとんどである。「こんないい天気にここに来れたなんてラッキーね」と現地スタッフに言われ気分がいい。マウントクックでの私の仕事はビジターセンターに訪れる日本人の接客やパンフレットの翻訳などである。この地は世界遺産に登録されていることもあり、日本人のツアー客が非常に多い。

この国立公園内で唯一の大型ホテルであるハーミテージホテルは、宿泊客の半分近くが日本人ではないかというぐらい多い。どれだけ自分が役に立てるか不安もあったが、日本人が多かったこと、特に年配の方たちが多かったことで、英語が話せない彼らに接客することで「日本人の方がいてホッとしました」という言葉をいただき、非常に嬉しかった。

仕事自体は5時には終わるが、ここでは9時ぐらいまで空が明るいので、公園内を散策してみる。この公園内には、気軽に行ける散歩コースからハードなものまでトレッキングコースが10近くある。現地の人に「今から行くならRed Tarnsがお勧めよ」と言われ登ってみることに。パンフレットを見るとこのコースは往復で2時間程度。少し険しめのコースだという。意気揚々と登っていくが、確かに山登りにも似た勾配である。それでも、観光客にもほとんど会わず他人を気にせず休み休み自分のペースで登ることができた。到達ポイント手前に「Red Tarns」と書かれた看板と木の椅子があるので腰を下ろす。

下界を見下ろすと今来たマウントクック村の建物が米粒みたいに見え、目の前には山々と氷河が迫ってくる。氷河はもちろん、山ともほとんど無縁で過ごしてきた自分が今こうして大自然の真っ只中にいる。しかも周りには誰もいない。その心地よさにしばらく身を任せた。トレッキングの楽しさに目覚めた私は、それ以降時間をみてはさまざまなコースに挑戦していった。一番短いコースは10分程度の森の中を歩くコースだが、一番の人気はHooker Valley Trackという往復3時間程度のコースである。好天を見計らって早速トラックに繰り出してみる。

10月11月はツアーシーズンではないせいか、観光客もまばらで見渡す限りひとっこひとりいない。マウントクックを遠くに見ながら木組みの道を歩いていく。途中、アルパイン・メモリアルという記念碑のあたりから足場が少し悪くなってくるが、それでもまだ歩くには問題ない。このコースの特徴は2つのつり橋を渡るところにあるが、記念碑からまもなくして第一のつり橋が見えてきた。山に囲まれたこの場所は風がとても強い。つり橋を渡るときに風が突然強くなりつり橋を揺らす。怖い、と思わず足がすくむが、頑丈な橋だったのでゆっくりゆっくりと前に進みようやく通過。

その後しばらくは中くらいの岩がごろごろした場所を進んでいく。この時期はマウントクックリリーというこの地を代表する可憐な花が見られる時期である。第二のつり橋あたりから徐々にこの花を見ることができるようになってくる。花々を楽しみながら歩いていくと突然マウントクックが見えてきた。フッカー川を手前に、マウントクックを背景にしたこの場所はこのトラック随一の写真スポットである。(あとで知ることになるのだが、トラックはまだまだ続く。ここが終点ではない。)しばし川の音をBGMに休憩。

疲れた足を癒す。ここが終点だと思い込んでしまった私は、達成感を感じつつ元来た道へ。また天気のいい日に来よう、と心に決めながら。
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NZ南島紀行 〜マウントクックへ

クライストチャーチの大聖堂

テカポ「善き羊飼いの教会」内部

テカポ「善き羊飼いの教会」外観

マウントクック
 
Red Tarnsから下を見下ろす
 
Hooker Valley Trackの木組みの道

アルパイン・メモリアル
 
Hooker Valley Track第一のつり橋
 
マウントクック・リリー

フッカー川とマウントクック
     
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