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モロッコへ初挑戦 2005/8/20-8/25 higashige


1.シャルル・ド・ゴール空港にてカサブランカ行きを待つ。


2.カサブランカで急遽泊まったホテル。一夜明けて。


3.フェズ行きのバス。


4.バス車中からの風景。荒涼とした大地が広がる。


6.フェズ旧市街を眺める。近くの丘に登って。


7.フェズ旧市街の中。人も物もひしめき合う。


8.フェズ旧市街の神学校の中庭。タイルが美しい。


9.メクネスの霊廟。美しさと静かさに息を呑む。
カサブランカ、フェズ他 > モロッコ 投稿日:2007/3/22
モロッコ。今思えば、なぜモロッコだったのか。その動機がすでに定かではないが、そんなことはどうでもいい。行ったという事実と、そこで得た刺激は私を満足させてくれた。夏、陥った自分の境遇を拭い去るために、バックパックを背負い、1人旅発つことにした。

日本からの直行便はないので、フランスCDG空港を経由していく。乗り換えのためにガラス張りの建物のロビーでカサブランカ行きの飛行機を待つことにした(写真1)。

カサブランカは経由地として位置づけていたので、日本からネット予約でモロッコエアーを手配し、そこから国内線に乗り継ぎ古都フェズに向かう。つもりだった・・・。ところが、カサブランカ行きが遅れ、国内線の乗り換えに失敗。夜のカサブランカに放り出されることになったのだ。あまりにもの想定外。泣く泣く、宿の当てもないまま市街地までバスで行くことにした。人気のない暗い町で走りまわりようやく宿を見つけた。翌朝になって落ち着いてホテルの写真を撮る(写真2)。

とはいいつつ、本来の目的地のフェズにバスで向かう(写真3)。バスはきれいで座り心地もよく、快適な移動になった。窓から見える光景は荒涼とした大地が続くものだった(写真4)。

朝、7:00頃には出発し、昼頃にフェズに着く。まずは腹ごしらえだ。北アフリカに来たからには、この地のごはんを食べようと食堂に入る。そこで選んだのはクスクスである。最近は日本でも食べる機会があるかもしれない。パスタを粒状にしたもので、ごはんと同じように食べる。上からおかずをかけて混ぜて食べるのが基本だ。コカ・コーラも注文。乾いた暑さにはコーラが爽やかだ。ラベルがアラビア語なのも雰囲気を引き立ててくれる。

さて、モロッコに行くからには是非足を踏み入れておきたいのが、フェズ旧市街(フェズ・エル・バリ)である。城壁に囲まれ、通路は迷路のように縦横無尽に走り、所狭しと住宅や商店がひしめき合う。混沌という言葉が似合う街(写真6)。幅2mほどしかない道はそれでなくても狭いが、そこに屋台が出て上からは商品が吊り下がる。また、ケバブを焼く煙がモクモクと上がり、移動や運搬の手段となっているロバともすれ違う。五感を強烈に刺激してくれるのだ(写真7)。あいにく狭すぎて上手く写真が撮れず、混沌ぶりを伝えきれない。是非とも実感していただきたい。

旧市街は生活の場であるとともに生活と不可分である宗教的要素も多く残る。それがモスクである。異教徒は立ち入ることが許されない場合が多い。外から眺めるだけにとどまるが、出入りする人が絶えない入口に立つだけでも雰囲気を味わうことができる。イスラム建築に触れるには、以前に神学校であった建物の中庭などが開放されており、そこを巡るとよいだろう。その1つを示したい(写真8)。タイルを組み合わせたデザイン、細かな彫刻、どれをとっても目を奪われるものである。特にタイルに使われている青色は視覚的にも涼しげであるし、実際にひんやりとした空間を作っている。

フェズと同じく、旧市街が残されているのが古都メクネスである。ここにはムーレイ・イスマイル廟という霊廟が残っており、異教徒でも入ることができる。その美しさに息を呑むことだろう。ここではエメラルドグリーンのタイルが多く使われており、また、柱や壁面には精緻な彫刻が施されている。近づけばその細かさを認識できる上に、離れて眺めても全体として調和が取れているところにただ驚かされる(写真9)。

メクネスはフェズ以上に城壁に囲まれていることがよく分かる街であり、両側が高い壁でひたすら一本道が続くところがある(写真10)。風の道と呼ばれる。この道が町全体を囲んでいるわけではないが、前にも後にも人はほとんどおらず、たまに車が行き交う程度で、一人を楽しむのにはたまらない。

メクネスから郊外に出るとヴォルビリスと呼ばれる、ローマ時代の遺跡が残っている。北アフリカがローマの支配下にあったことを思えば当然のことであるのだが、アフリカに来てローマ遺跡を見られることに得した気分だった。建物の一部が残るだけであるが、荒涼とした大地に突如現れる遺跡には驚かされる(写真11)。端から端まで建物や床面のモザイクを見て回ろうものなら数時間かかってしまう。しかし、炎天下での見学はきつい。何もないところなので水だけはお忘れになりませんように。

古都を巡るモロッコの旅・初挑戦はこうして最終日を迎えた。メクネスから鉄道に乗って北上し、タンジェと呼ばれる港町へ向かう。そこからジブラルタル海峡を船で渡りスペインを目指すのだ。こうしてモロッコを後にするのだった。
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モロッコへ初挑戦

1.シャルル・ド・ゴール空港にてカサブランカ行きを待つ。

2.カサブランカで急遽泊まったホテル。一夜明けて。

3.フェズ行きのバス。

4.バス車中からの風景。荒涼とした大地が広がる。
 
5.フェズの食堂にて。クスクスをいただく。
 
6.フェズ旧市街を眺める。近くの丘に登って。

7.フェズ旧市街の中。人も物もひしめき合う。
 
8.フェズ旧市街の神学校の中庭。タイルが美しい。
 
9.メクネスの霊廟。美しさと静かさに息を呑む。

10.メクネス風の道。ひたすら一本道。
 
11.ヴォルビリス。建物跡が残る。
 
12.モロッコ国鉄。メクネスからタンジェへ。
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