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特集
まだ見ぬドイツへ、鉄道で。〜レールが誘う中世へのタイムトリップ
快適な近代的貨車もいいけれど、特徴のある列車に乗ってみたい。
そんな望みをかなえてくれるのが、ハルツ狭軌鉄道です。出発駅はヴェルニゲローデ。ハルツの中でも指折りの古都風情をたたえたこの町にふさわしく、旅人を運んでいくのは懐かしいSL。
行き先は「魔の山」ブロッケンです。そこは年間の3分の2が霧にまかれ、そのうち100日間は終日霧が立ちこめるという神秘の山。
ゲーテがこの地を舞台にした「ファウスト」で、魔女たちが集まるヴァルプルギスの夜を描き、町中にはそれにちなんだ魔女の人形があちこちに飾られています。
かつては軍事的理由のため一般人立ち入り不可だったブロッケン山頂ですが、東西ドイツ統一を機に運行を再開。列車によっては途中のドライ・アン・ホーネで乗り換えることになりますが、終点までは約2時間。
黒煙を噴き上げながら進む力強いSLの姿、山間に響き渡る汽笛は、鉄道ファンならずとも胸躍ること確実。
ブロッケン山頂では豊かな自然の中をのんびりハイキングすることもできます。くれぐれも道を見失って、魔女にたぶらかされることのないように!
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