
◆ 時の進歩から隔離された平遥

平遥は山西省の中部に位置し、省都である太原からは約90km。明・清時代の城壁がほとんど当時のまま残っている古城(中国語で「城」は「城壁に囲まれた都市」を意味しています)のひとつです。城壁の内部には4000軒あまりの古い民家が屋根を重ねるように建ち並び、そのほとんどもまた明と清の時代に建てられた四合院住住宅。平遥の城壁の全長は約6キロ、土で作られた壁の周りをレンガで覆う二重構造になっています。城壁の形は亀の姿に似ているので、別名を「亀城」ともいいます。山間の小さな村にすぎない平遥が栄えたのは、農業に適していた土地だったわけでも、名だたる特産品があったためでもなく、都心部から西安へ、また北部の山村への交通の要所として、さまざまな商人が集まってきたこと。場内にある多数の骨董店や商人宿の名残に当時の活気を感じることができるでしょう。平遥古城は1997年に世界遺産にも指定されています。
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