都会の高級レジデンスで夢のロングステイ
ペナン島の老舗有名ホテルE&Oの伝統と格式を備えたレジデンスが、クアラルンプールに登場。場所はモノレールのラジャチュラン駅のほど近く。周辺は高層ビルが建ち並ぶオフィスエリアのため、無機質なシティアパートメントというイメージを抱きがちですが、中庭のプールの周りにはふんだんにグリーンが植えられており、ゲストの目と心を安らげてくれます。
客室は1ベッドルームと2ベッドルームの2タイプで、それぞれ105平米と134平米という贅沢な広さ。機能性を兼ね備えた家具や調度品は高級感があり、シンプルなデザインが天井の高さや空間の広がりをさらに引き立てています。カラートーンも木目やブラウンを基調にした万人向きの優しいイメージ。景観の素晴らしさも特筆ポイントです。
最新式の家電が搭載されたフルキッチン、男性用・女性用のダブルシンクと広々としたスペースを有するバスルーム、洗濯乾燥機やアイロン完備と、設備や機能も申し分なし。小さな子供連れから年配ゲストまで、スーツケースひとつで来ても、マイペースで不自由のないクアラルンプールライフが過ごせるのです。
慣れない土地での手助けが欲しい場合は、24時間待機しているコンシェルジュに相談を。さまざまな手配からビジネスサポートまで、幅広く的確にゲストのリクエストに応えてくれます。館内にダイニング施設はありませんが、買い出しや飲食には困らない立地ですから、自炊も外食も思いのまま。暮らすような滞在を存分に楽しんでみてください。
生まれ変わったクアラルンプールのランドマーク
マジェスティックホテルはクアラルンプール駅の近くに1932年に建てられた、マレーシア初のインターナショナルホテル。優雅なコロニアルスタイルで各界要人の社交場や迎賓館として利用され、クアラルンプールのランドマーク的存在として君臨してきました。しかし戦時中の日本軍による接収や取り壊しの危機などの歴史を経て、83年には歴史的建造物保護のため国が収容。ホテルとしての歴史に幕を下ろしたのでした。
その後美術館などに利用されてきたここが、再びホテルとして生き返ることになったのは2012年のこと。リッツやマリオットを有する地元大財閥がその運営にあたり、創業当時のマジェスティックウイングの完全修復に加え、新たに15階建てのタワーウイングも増設。マジェスティックウイングは、国の文化遺産として登録されることになりました。
客室は全288室。現代的なシャープさと高級感をたたえたタワーウイングの客室はもちろん素晴らしいのですが、往年のコロニアルスタイルのマジェスティックウイングは圧巻。「コロニアル」「ガヴァナー」「マジェスティック」の3カテゴリーすべてがスイート仕様で、全室バトラー付き。どっしりとした家具や調度品が、その歴史を物語っているかのようです。
またマジェスティックイングには、アフタヌーンティが供されるティーラウンジをはじめ、バーやメインレストラン「コロニアルカフェ」といった、人気のダイニングが集結。一方タワーウイングにはカジュアルなオールデイダイニングやフィットネス、プール、スパが設けられています。高いホスピタリティは昔のままと評判のマジェスティックホテルは、再びクアラルンプールのランドマークとして世界中のゲストを魅了しているのです。
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