R. シュトラウスの交響詩「ティル・オイゲンシュピールの愉快な悪戯」は、実は実在の人物(一説には架空の人物とも)をもとにしたストーリーだということ、ご存じでしたか? ティルは、つながれていた牛や馬を放して大騒ぎを起こす、僧侶やナイトに化けて女性にちょっかいを出す(でも振られる)、学者をバカにして殺されそうになるなど、ドイツNo.1無責任男の称号を与えたいほどのはじけっぷり。その舞台となったのがメルン。ハンブルクから鉄道とバスで約2時間半。町中にはティルのおどけた像や彼の偉業(?)を伝える博物館まであり、時には観光局スタッフのコスプレも見られます。こんな迷惑な人物でも今や町のシンボル・・・。メルンの人々の寛容さをひしひしと感じることでしょう。