
ツヴィンガー宮殿の中庭


フラウエン教会


芸術アカデミー


君主の行進


ドレスデンの繁華街プラガー通り


フライベルガービールの広告看板


ポツダムの映画博物館


新宮殿


野外ステージの裏側


オランジュリー(元オレンジ栽培の温室)


ロック&ポップスのコンサート


サンスーシ宮殿裏の歴史的風車


夏のサンスーシ宮殿


ベルリンの旧アンハルター駅


トポグラフィー・オブ・テラー


ヴィクトリア公園の自由記念碑と滝


ベルリン中央駅の北口


南口で行われていたサンドアート展


ブランデンブルク門にいた新郎新婦のパントマイム


ユダヤ人の犠牲者に捧げたホロコースト記念碑
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| ドレスデン、ポツダム、ベルリン > ドイツ |
投稿日:2007/10/23 |
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旅行3日前、ドイツ国内で鉄道ストライキがあるらしい…と友人から知らされた。ドレスデンからポツダムまでEC(ユーロ・シティー)で約2時間。コンサート会場への、この移動は大丈夫なのだろうか。スト終息を願うも、搭乗時にもらった南ドイツ新聞の1面には決行された駅の様子が載っていた。悶々としながら約15時間半後、ドレスデン空港に到着。注意を促す看板などは見当たらず、至って普通の雰囲気。念のため切符売り場で訊ねたが問題はなかった。よかったー!と足取り軽くSバーンからトラムに乗り換え、郊外へ向かうと一気に旧東ドイツのひなびた感じに。
ホテルに着くと、フロントのお兄さんが私の顔を見るなり名前を言おうとした。日本人が物珍しいようだ。部屋は2つ星ホテルの割に過去の中で一番よかったが、壁掛けドライヤーの匂いだけはダメ…。
2日目の観光は『ゼンパー・オーパー』からスタート。『ツヴィンガー城』は一般的な宮殿の庭と比べると小ぶりな印象だ。2階の回廊を歩くと博物館の展示物が見えた。再建された『フラウエン教会』の中へ入ると、観光客は予想以上に多い。明るく優しい壁画だが天井が高いのでよく見えなかった。
『君主の行進』付近で日本人観光客、約20名を発見。添乗員さんに挨拶するとなぜか複雑な表情に。アレ?彼らと一緒に階段を上った所が『ブリュールのテラス』だと気付き、ベンチで休憩。眺めはよいが雲行きが怪しくなって来て残念。ツアー客はすぐに姿を消した。『聖十字架教会』では2EUR払い、展望台から街を眺めた。教会内は管弦楽団が練習中なのでガラス越しに見学。展示物に少年合唱団の写真を発見すると、メンバーの1人が同様に歌っていた光景が目に浮かび感慨深かった。
昼食は中級デパート『カールシュタット』のセルフレストランで。飲み物とプレートで5,63EUR(約1000円)。出国時のレートは170.86円くらいだったが、現地銀行の両替え(手数料含む)で何と176円!…日本で全部替えておくべきだったと反省。『アルバート広場』付近で地図を見ていたら、親切な兄さんが道を教えてくれた。新市街は緑が多く『杜の都仙台』風。通りの終わりにはトラムから見た『黄金の騎馬像』が建っていた。
『アウクゥストゥス橋』から見た河原はかなり広く、洪水時は凄かっただろう。カフェで夕食代わりに名物アイアンシェッケーを食べたら、チーズケーキ風で美味しかった。繁華街である『プラガー通り』の人出は多い。通りの終点に位置するドレスデン中央駅構内へ入ると、列車到着で混雑していた。明日のECの切符購入とホームの下見を兼ね、トラムでノイシュタット駅まで移動。旅行案内所で15分も並ぶなんて、当日だったら乗り遅れたに違いない。
3日目は朝一で移動。ノイシュタット駅周辺で『メンバーの地ビールの看板』を複数枚発見し、テンションが一気に上がる。ECは定刻通りに到着しホッとしたが、個室に相席…が次の課題。先客の若い女性はスーツケースを棚に上げる時手伝ってくれた。携帯ラジオを聴きながらベルリンまで約2時間。別れ際にありがとう、さよならと言ったら、それ以上に丁寧な言葉を掛けてもらい嬉しくなった。
ベルリン中央駅で乗り換えてツォーロギッシャー・ガルテン駅まで。カバレットのチケットを買うために寄り道。夜の店は昼開いてない…が的中。駅まで戻り、インビス(屋台)で気になっていた『ステーク』を食べることに。鉄板焼の豚ロースをパンで挟んだものだが、珍しいのかな?近くのBVGでポツダム付きベルリンウェルカムカードを購入したら、切符と割引券に分かれ使いやすくなっていた。
ポツダム中央駅まではRE(レギオナール)で18分。チェックインまで時間があるので、バスで『映画博物館』へ。荷物はカウンターで預かってもらった。派手な扉の奥の部屋にドイツ映画の今昔が展示されている。ラン・ローラ・ランの赤いカツラや、グッバイ・レーニンのロケットなど。他にもいくつか観た作品があって楽しめた。ポツダムでのホテルは、実際ペンション風。案内のスタッフ(ご子息?)にドイツ語は?と聞かれ、ちょっとだけと答えたのに早口(汗)。内容は鍵と門限と朝食の時間だと想像ついた。散策がてら、コンサート会場の下見。『新宮殿』内と思っていたら、野外ステージだ。スタートは20時なので、以前省略した観光地へ。
オレンジ温室栽培の建物だった『オランジェリー』の室内は空っぽ。手入れされた庭は古い映画に出てきそう。近くの『歴史的風車』は博物館で、羽根を電動モータで回している構造が間近に見られて面白かった。変な時間だが食事を採らねばと、『メーベンピック・レストラン』でアップルシュトゥルーデルを注文。シナモン味のリンゴパイ風で、温かいカスタードソースが甘くなく美味しい。
ホテルへ戻り、コンサートへ再出発。雨が降っては止み雷も鳴る最悪のコンディションのため、レインコートと傘の両方使用。夏とは思えない寒さの中ワインやビールを飲んでいる人が…。トイレ完備だがとても真似出来ない。それにしても、コンサート目的でドイツに来たのに目の前で中止だったら悲し過ぎる…。
開演時刻を過ぎても小雨。もう少し待って欲しいとアナウンスが入り希望が…。前座のお姉さんの演奏に続き、遂に彼らが登場!その時の歓声の大きさと言ったら!!デビュー17年経った今でも、年齢・性別を超えた国民的アイドル(すでにおじさん…)なのだと実感した。
聴き慣れた演奏が始まると、色々なことが思い出された。いつかコンサートに行けるかな…と漠然と思い始めて12年。ようやく夢が叶ったと思った途端、感極まり涙が止まらない…。気持ちが持ち直してからは、口ずさんだり手拍子をしたりして楽しい時間を過ごした。いつまでも歌い続けてくれる彼らが愛しく、そして一層好きになった。
グッズを買えた頃、深夜0時を過ぎていた。ホテルへの近道を見たら闇(汗)。ひとけの消えた街灯通りで青年を見かけたら急に怖くなり、ホテルまで残り500mを競歩で帰った。気がつけば2時。色々あったけど来てよかった…と眠りについた。
4日目。朝食のビュッヘは枝付きトマトがあり豪華だ(笑)。チェックアウト時に日本人男性(?)が並んでいたので挨拶したら驚かれた。途端に、ホテル?と言う話に。近所の空家がお化け屋敷みたいだと言ったが気付かなかった。ポツダム・パーク・サンスーシー駅で列車を30分待っているのも何なので、『サンスーシー宮殿』経由のバスに変更。夏らしい公園の写真を撮れてよかったが、雨で湿った土の上を、スーツケースを引き摺って歩く姿に視線を浴びた。
別のバス停に着くと、観光バスなどが30mに渡り乗り場を塞いでいた。嫌な予感が当り、路線バスは軽〜く通過。何だか悔しいので、3本目に来たバスに向かい、路上で両手を振りアピールすること約3秒。やれやれ…と乗り込むと子供が3回もこっちを振り返り笑っていた。そんなにウケたかね?ベルリンのツォー駅でコインロッカーに荷物を入れ、昼食はカットフルーツ。日本産の甘さを標準とすると、リンゴもスイカもメロンもぶどうも物足りない。
次はバスで『旧アンハルター駅』へ。日本では紹介がないに等しいので、衛星写真から場所を特定した。花壇とサッカー場の間に破壊された駅舎がポツンとあり不思議な感じだ。そこから少し歩くと『トポグラフィー・オブ・テラー』。ナチスのSS本部跡地はほぼ空き地で、レンガ造りの地下に写真と文字の展示があった。『チェックポイント・チャーリー』は以前、夜に来たので昼間の様子を撮影。
『ヴィクトリア公園』はクロイツベルク地区(トルコ人街)にある。ベルリンに山?と疑問を抱いていた場所だ。滝の左右には遊歩道があり、丘の上には銘の入った『自由記念碑』が建っていた。市民の憩いの場からはちょっと違った街並みが望めた。ベルリンではホテルペンションを予約。入り口で躊躇したが2階に上がるときれいでホッとした。部屋は値段なりで、清潔だが狭い!浴室のタオル掛けが洗面台と便座の10cmの隙間に取り付けられ…(汗)。スタッフは家族的で親切だった。
夕食は前回入りそびれた、KaDeWe近くのレストラン『ファウスト』で。メニューをチゴ…ウナ・・・?と読むと、ウェイターが『チゴイネル』と修正。それとビールで。出て来たのは豚ロースステーキでトマトソースに玉ねぎとパプリカが各1個、ポムス山盛り。作れそうと思ったら10,50EURって高いかな…と。
散策の帰り道、ローラースケート集団200人くらいが道路の真ん中を駆け抜けて行った。後でデモの一種と知ったが、ユーモアのある企画だなーと。20時過ぎになり、ドキドキしながらカバレットへ向かう。扉は開いていたが、ウェイターがショーはないと言う。その理由が理解したくてアレコレ話す内、3人以上の観客が必要なのと日曜日は多分無理と言うことが分かり、明日出直すことにした。
5日目。朝10時から『カイザー・ヴィルヘルム教会』見学。天井の壁画の修復跡や今昔のジオラマが当時の様子を窺わせる。隣の『新教会』内はステンドグラスで暗め。モダンだが重い。移動して『ベルリン中央駅』を散策。人が多くて構内が狭く感じるが、外から見た首都駅の姿は圧巻だった。
空き地では期間イベントの『サンドアート展』が開催されていたが、入場料の6EURにビックリ!
駅前から橋を渡り『ドイツ連邦議事堂』を眺めるとやはり長蛇の列。『ブランデンブルク門』では、銀粉パントマイムの『兵士』と『カップル』に人だかりが。
他、ニュース中継の報道のセットや観光馬車、課外授業(?)の小学生で賑わっていた。遠回りしてユダヤ人犠牲者に一等地を捧げた『ホロコースト記念碑』へ。縦横は同じだが高さの違う石から、棺→墓地のイメージが浮かぶ。『ベルリン大聖堂』の堀で『DDR博物館』を発見。大雨で水没しそうな所に入り口が!この旧東ドイツを懐かしむ小さな博物館では生活用品に触れられ、大衆車のトラバントに乗り込める。
ヌーディスト・ビーチのVTRでは真っ裸な男女がボートを漕ぎ、ボール遊びに興じていた。それに気付いた欧米人青年が一瞬固まり、笑う、というリアクションが自分と同じでおかしい。『ニコライ教会』は1230年頃に建てられたベルリン最古の教会。周囲は閑静なお土産店と有名なレストラン。『アレクサンダー広場』に来ると未だ一部工事中。中級デパート『カウフホーフ』のセルフレストランで遅めの昼食を採り、お土産に悩む…。
20時25分。今夜が最後のチャンス。期待しないでカバレッテを覗くとお客さんらしき人陰が!レジの大御所デイジーさんに渋い声で学生さん?と聞かれた。実はここ、前回の旅で見つけたニューハーフのお店『ChezNous』(18禁)。1958年から現存する歴史あるカバレッテだ。観客は全部で11人で、満席なら40人くらいか。舞台は想像よりも小さく、同時に立てるのは6人。
内容は歌、ダンス、トーク、世界の有名人のものまね、喜劇などで90分。登場時に名前と出身国の紹介があり、スペイン、台湾などワールド・ワイド。本日の出演者は5人。司会のリタと観客の会話コーナーでは、今日はドイツ語が通じない人達ばかりねとネタにされた。
コパカバーナ出身の黒人、アンドレアは客席に下りて来て白髪頭のおじさまにキスマークをサービス。中央の席はいじられる(笑)。歌や喜劇の滑稽さに言葉は不要だが、唯一下ネタ(?)トークが分らないのが残念。帰り際にデイジーさんにグート?と聞かれ、グート(よかった)と答えた。色々話したかったが、日本からインターネットを見て来た…らしきことを返すのが精一杯。外に出て時計を見たら22時過ぎ。
ホテルまで300mの夜道をダッシュと想定していたが、大丈夫そうなので歩いて帰った。部屋でウェルカムカードをよーく見たら30%オフの割引券に気付いて大ショック(涙)!…とは言え、今回の旅は終わってみればほぼ予定通り。ドレスデン観光、メインのコンサートはもちろん、目当てのカバレットも体験出来て内容の濃いものとなった。また来年辺り機会があれば現実逃避…いや、ドイツ文化に触れる旅に出たいと思っている。 |
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