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Vol.22 2007/3/7 東洋のベニス 蘇州
皆さんこんにちは、上海の石井です。
日本は暖冬と聞いておりますが、上海も今年は暖冬です。1月終わりは最高気温が5度くらいと、いつもの冬の感じでしたが、2月に入り、立春を過ぎると、最高気温が12度から15度くらい、例年ならばまだまだ寒い日が続くのに、今年はいつもの年よりも一ヶ月以上早く春が来た感じになりました。
春、上海の近郊には菜の花畑が沢山あります。春分を過ぎると、あちこちで菜の花が咲き出し、4月の中ごろまで、ところによっては大地が一面黄色一色に染まります。菜の花が咲き出せば、上海から近郊の町に日帰り旅行するのにもよろしいと思います。そこで、今回は上海から気軽に日帰りできる場所をいくつか紹介したいと思います。
上海の近郊で、有名な観光地といえば蘇州、杭州、周荘などが有名です。今回はそのうち、東洋のベニスとも言われております蘇州を紹介いたしましょう。
蘇州は春秋時代(紀元前514年)に呉の国の都に定められたのが始まりで、約2500年の歴史があります。天に天国あり、地に蘇杭あり、といわれるとおり、杭州と並んで、地上の天国のように風光明媚な場所だとされております。西湖や近郊の山々が美しく、自然を楽しむ杭州とは異なり、蘇州は庭園、人工的な美しさを楽しむ場所と言うことが出来ます。蘇州の庭園文化は春秋戦国時代に始まり、宋代にほぼ現代の形が整ったそうです。文献によると、清朝末期には技巧を凝らした庭園が170もあったとのこと。現在でも10数箇所の美しい庭園が残されておりますが、その中でも、拙政園、留園、獅子林、滄浪亭の4つは世界遺産に指定されております。
蘇州の庭園は水を中心にしたものが多く、江南水郷の趣を感じさせるように作られており、築山の作り方が奥に行くに従ってせりあがっていくことにより、実際の面積は小さくても奥行きがあって広く見せるような工夫や、白い壁、黒い瓦、とび色の柱という建物の色彩が、木々の緑や水面の青と調和し美しく見せるところなどが特徴とされております。
また庭園以外にも、古い都だったこともあり、お寺が沢山あります。その中でも一番有名なのは張継の漢詩、「楓橋夜泊」で”月落ち烏啼いて霜天に満つ、江楓の漁火愁眠に対す、姑蘇城外の寒山寺、夜半の鐘の音客船に到る。”と詠われた寒山寺です。大晦日には除夜の鐘を聞く会が行われ、NHKの行く年来る年で紹介されたこともあるのでご存知の方も大勢いらっしゃると思います。日本人だと、寒山という山にあるお寺と思ってしまいますが、実は寒山というお坊さんの名前に由来してこの名が付けられました。そのほかにも北寺塔、虎丘などのお寺があります。
そのほか運河や橋なども趣があり、歴史が新しい上海から列車で一時間ほどの場所に歴史の重みを感じさせる古都があるのですから、上海でまる一日時間が出来たら、蘇州に日帰りで観光に行くことをお勧めいたします。
弊社でも往復列車で行く蘇州日帰り観光を取り扱っております。
詳しくは
Y&M Travel
のホームページの上海と中国のお勧めオプショナルツアーをご覧下さい。
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