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とはいえ、あちらのレストランは門構えが地味で中が見渡せないため、ちょっと足を踏み入れるのに勇気がいるのも事実。もちろん入ってしまえば、そこはおいしいものを楽しむ人たちが醸し出す陽気なムードでいっぱいですが、まずは各広場周辺にある、テラス席を設けた開放的な雰囲気のレストランからトライしてみましょう。こういった店は観光客がメインのため、やや値が張りますが、プロシュート(生ハム)、ビステッカ(牛肉のグリル)など、素材を活かしたメニューはトスカーナの得意技&ボリューム満点。たっぷりお腹を空かせて、召し上がれ。 |
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スローフード発祥の国であり、食にかける情熱はただならぬものがあるイタリア。それを目の当たりにできるのがメルカート(市場)です。フィレンツェなら中央市場がその本丸。とれたての海鮮から珍しい野菜、最高級品質のフォルマッジョ(チーズ)や肉類までずらりと並ぶさまは壮観の一言。そして、ここに出店しているファストフード店こそ、安ウマの超穴場。新鮮なトリッパ(内蔵の煮込み)をはさんだパニーニ、香ばしくグルルされた手長エビ、レストランではとても手が出せない最高級ブランド、サン・ダニエーレのプロシュート(とろける!)、ピスタチオやレアなフルーツのジェラートなどが、まさに立ち食い感覚で食べ歩きできるのです! ただし、その日にできる分しか作らないので、午前中の早い時間に売りきれ御免となることがほとんど。早起きして駆けつけましょう。 |
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イタリアでカフェといったらエスプレッソのこと。イタリア人はワインに関しては鷹揚なのに、カフェについてはかなりうるさいことを言います。いわく、エスプレッソには砂糖3さじ分は絶対、そしてかき混ぜないで飲む。いわく、甘いお菓子にはカプチーノ。でもカプチーノを飲むのは夕方まで。食事の後は絶対にエスプレッソでなければならない等々。そんな「イタリアン・ルール」がかいま見えるのがバールです。最近ははやりのカフェスタイルの店も増えてきましたが、チェントロを外れると昔ながらの風情漂うバールもまだまだ健在。ドリンク類やテイクアウト可能なピザやパニーニ、トラメッツィーノ(三角サンドイッチ。巨大!)をメインにした店あり、大皿に前菜を盛り上げてディスプレイしたアルコール主体の店あり。好みのバールを見つけて通いつめるのも、トスカーナ滞在の醍醐味のひとつ。甘ーいエスプレッソを飲みほして、地元っ子を気取ってみては? |
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